2014年4月12日土曜日

慣れと馴れ②

 
この写真は6年くらい前の守口市八雲北町の河川敷の一角

この場所に野宿生活の70歳じいさんと犬が(後に子犬が4匹生まれる)

粗悪な環境の中、手作りテントとゴミ溜めの中で生活していました

犬好きの私にとって粗悪な環境で飼われている犬のことが気になって気になって

いてもたってもいれられない、とりあえずなんやかんや持って毎日通いました

じいさんは空き缶拾ってそれを売って日銭を稼ぐ生活。

聞けば深夜から朝方まで缶集めで480円の稼ぎだといっていました

通いだして半年以上経ち じいさんも私に心開くようになり慣れてきたのか今日は稼ぎが

なかった、稼いだお金が少なかったと言うようになりちょこちょこ500円から1000円をあげたり

しました。高齢で野宿生活、その日暮らし、かわいそうという気持ちからです。

 
ちょうどその時期、枚方の宮之阪で文化住宅を保有したのでじいさんとその犬に住んでもらおうと

計画。 じいさんと一緒に枚方市役所の生活保護の申請に何度も足を運びました

 
色々な手続きを得てなんとか生活保護受給できるようになりました。

 
手続き中に犬が赤ちゃん4匹産んでそれらを引き取ったり色々大変でした

犬とじいさんを先に宮之阪文化に住まわしてからでないと保護申請できないので

(住所不定で住民登録もないので)申請後からの保護支給となります。

敷金礼金支給なし。2カ月要した手続きの間の2カ月分の家賃支給なし。

その間の生活費や下着に服、中古の電化製品一式を提供しました。ボランティアです。

その後、今の宮之阪文化で人間らしい生活を送ってもらってじいさんが死にそうになったら

その時に考えればいいかと思っていました。

 
そのじいさんが動物園のゾウの臭いのする通称ゾウさんです。現在75歳。

 
5年前のテント暮らしと同じくこの悪臭が続いています

今では生活保護で守られてるせいで昼間からお酒を飲んで食っちゃ寝生活。

それがたたってかヨチヨチ歩きでしか歩けなくなってきています。

5年前までは自転車に空き缶を山盛り積んで颯爽と動いていましたが今は堕落した

ヨチヨチ歩きのじいさんです。

最近は金が欲しい金、金言ってます。

1人暮らしのじいさんが家賃引いて日用品代と光熱費引いて(医療費や水道代NHK無料)

食費だけで53000円が手元に残ります 

53000円の食費では足りないと常に金、金、言うようになりました。

当時、1日480円で生活していた頃を完全に忘れています

すぐ近くには安売りのサンディスーパーがあるのに食料品がまずいからとイズミヤまで行き

朝は近くの喫茶店で必ずモーニング。昼間からテレビ見ながら酒をダラダラ飲んでいます。

市民の血税がその堕落した生活費で使われそれでも金が足りないと言う・・・・

人格にもよりますが生活保護によって何もせずお金が入りそれらに慣れてしまい

よけい欲が出てきたみたいです。

今まで年金や市府民税など支払ったことのない人が食えなくなったら保護費受給され

今まであくせく頑張って年金税金払ってきた人は生活保護受給者より少ない金額で

切り詰めて生活している(不公平)

保護費に関してまだまだ理不尽な話はたくさんあります

実際必要とされてるまともな人もいますからこれ以上はやめときます


見るに見かねてゾウじいさんに何回も注意していますが「やんやんゆうなや~」

とか「恩着せがましんじゃ~」と逆キレされる始末・・・

私がボランティアのつもりでやったこと自体が間違っていたのでしょう・・・

今後もゾウじいさんの態度や私生活が変わらなければ初めの頃に戻ってもらいます。




















その後親犬は死んで子犬4匹のうち2匹は私が飼っています!

あとの2匹は素晴らしい方が里親になってくれました!